外国人労働者向けモデル労働条件通知書
一般に、外国人労働者は国内に生活基盤を有していないこと、日本語や我が国の労働慣行に習熟していないことなどから、就労に当たって多くのトラブルが生じる可能性があります。
適正な労働条件を確保するために、事業主が外国人労働者との労働契約の締結に際しては、賃金、労働時間等主要な労働条件について、外国人労働者が理解できるようその内容を明らかにした書面を交付する必要があります。
その際、外国人労働者の母国語を用いるなど、外国人労働者がよく理解できる方法で明示することにより、無用なトラブルを回避することが必要です。
なお、労働条件通知書は、外国人労働者が希望する場合であれば、Faxや電子メール等により明示することもできます。
厚生労働省のHPには、日本語と外国語(13言語)が併記された「モデル労働条件通知書」が用意されていますので、外国人労働者を採用する際には活用してください。


なお、外国人労働者の受入れの際には、「外国人労働者の雇用管理の改善等に関して事業主が適切に対処するための指針(平成19年厚生労働省告示第276号)」を十分理解することが必要です。