「72の法則」と「126の法則」の使い方
目次
一括投資で2倍になる利回り・運用期間を知るための「72の法則」
「72の法則」とは、一括投資で運用資産が2倍になる利回り・運用期間を知ることができます。
計算式
72÷金利(%)=投資期間(年数)
使い方
例えば、元本100万円を年利2%で運用した場合、倍の200万円にするのに約36年(=72÷2)の投資期間がかかります。
一方、年利3%で運用した場合には約24年(=72÷3)の投資期間ですむことになります。
しかし、

つまり、デフレの時代はいざ知らず、今後は実質的に「預貯金は元本確保型商品」とは言えないということです。
応用
同様の手法として、元本を3倍にする115の法則、元本を4倍にする144の法則、8倍にする216の法則などがあります。

積立投資で運用資産が投資元本の2倍になる利回り・運用期間を知るための「126の法則」
「126の法則」とは、積立投資で運用資産が投資元本の2倍になる利回り・運用期間を知ることができます。
「つみたてNISA」や「iDeCo」などでコツコツと投資をする場合に便利な法則です。
計算式
126÷金利(%)=投資期間(年数)
使い方
例えば、運用利回りが年3%の投資信託などに毎月投資した場合、運用資産が投資元本の2倍になるまでにかかる時間は約42年(運用期間=126÷3)の投資期間がかかります。
一方、年利6%の運用利回りである場合には約21年(=126÷6)の投資期間ですむことになります。
応用
同様の手法として、積立投資で運用資産を投資元本の3倍にするための運用期間や利回りを計算する「190の法則」もあります。