医療・介護・保育分野における「適正な有料職業紹介事業者の認定制度」とは?

 この制度は、医療・介護・保育分野における求人者(医療機関・介護施設・保育園等)が、有料職業紹介事業者の利用に際して、あらかじめサービスの内容や品質、その費用等についての概要を知ることができ、その上で適正な事業者を選択できるようにすることを通じて 、医療・介護・保育分野における人材確保マッチングの質向上に貢献することを目的として発足しました。


 「お祝い金を支給しない」などの法令を遵守していることはもちろん、「取り扱い職種別に手数料を公表している」「転職活動を濫りに助長するような不適切な広告表現・広報活動を行っていない」などの一定の基準を満たした有料職業紹介事業者が「適正な有料職業紹介事業者」として認定されます。

認定制度の背景

 深刻な人手不足の中、医療・介護・保育分野の求人者の多くが、医療・介護・保育従事者確保のために有料職業紹介事業者を活用していますが、一部の悪質な事業者との間でトラブルが発生しています。

 こうした状況を改善するために、厚生労働省では、医療分野・介護分野・保育分野それぞれの業界団体、当該分野を取り扱う有料職業紹介事業者及び労働関法等の有識者からなる「医療・介護・保育分野における職業紹介事業に関する協議会」を分野別に開催し、医療・介護・保育それぞれの分野において有料職業紹介事業者が適正な事業運営を行う際に満たすべき「基準」を取りまとめました。
  この「基準」をもとに、医療・介護・保育分野における適正な有料職業紹介事業者の認定制度を構築し、一定の基準を満した有料職業紹介事業者を「適正な有料職業紹介事業者」として認定することとなりました。

基準および認定制度の基礎となる理念

 医療・介護・保育分野における人手不足解消に向け、求人者と無料職業紹介事業者及び有料職業紹介事業者が連携協力して適正なマッチングの実現を図り、それを通して、求人者が適材を確保し入職後の定着を促進できるようにしていくことで、求人者における安定的な人材の確保に寄与していくこと としています。

【出典】https://www.jesra.or.jp/tekiseinintei/