治療と仕事の両立支援助成金(環境整備コース・制度活用コース)
事業者が、労働者の傷病の特性に応じた治療と仕事を両立させるための制度を導入することは、労働者の健康確保という意義とともに、継続的な人材の確保、労働者の安心感やモチベーションの向上による人材の定着・生産性の向上、健康経営の実現、多様な人材の活用による組織や事業の活性化、組織としての社会的責任の実現、労働者のワーク・ライフ・バランスの実現といった意義があるとされています。
「治療と仕事の両立支援助成金(環境整備コース)」は、事業者が、両立支援コーディネーターの配置と両立支援制度の導入を新たに行った場合に、事業者が費用の助成を受けることができる制度です。
また、「治療と仕事の両立支援助成金(制度活用コース)」は、事業者が、両立支援コーディネーターを活用し、両立支援制度を用いた両立支援プランを策定するとともに、実際に労働者に適用した場合に、事業者が費用の助成を受けることができる制度です。
治療と仕事の両立支援制度の導入のために、あるいは傷病を抱える労働者に両立支援制度を適切かつ効果的に実施するために、助成金の活用を検討してみてはいかがでしょう。
環境整備コースの支給要領はこちら
制度活用コースの支給要領はこちら

【参考】労働者健康安全機構HP「令和3年度治療と仕事の両立支援助成金(環境整備コース)」
「令和3年度治療と仕事の両立支援助成金(制度活用コース)」
厚生労働省HP「治療と仕事の両立について」