がん などの私傷病で会社を休み、給料が得られない場合、被保険者(社員)とその家族の生活を保障するために設けられた制度です。一定期間、給与の額の約2/3が健康保険から支給されます。

【出典】協会けんぽHP「病気やケガで会社を休んだとき(傷病手当金)

支給される条件

  1. 業務外の事由による病気やケガの療養のための休業であること
  2. 仕事に就くことができないこと
  3. 連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかったこと
  4. 休業した期間について給与の支払いがないこと

支給される期間

 健康保険において、傷病手当金が支給される期間は、支給開始した日から最長1年6か月です。一方、共済組合(公務員)においては、支給期間を通算して最長1年6か月となります。
 ただし、法改正により令和4年1月1日からは、健康保険も共済組合と同様、 支給期間を通算して最長1年6か月となります 。

【出典】厚生労働省HP「第135回社会保障審議会医療保険部会 資料4

資格喪失後の継続給付について

 傷病手当金が支給されている期間に退職などにより資格を喪失する場合、資格喪失の日の前日(退職日など)まで被保険者期間が継続して1年以上あり、被保険者資格喪失日の前日 (退職日など) に、現に傷病手当金を受けているか、受けられる状態であれば、資格喪失後も引き続き支給を受けることができます。
 つまり、退職日にわざわざ挨拶のために出勤をして、その日の給与の支給を受けると継続給付の要件を満たさなくなるので注意が必要です。

 なお、一旦仕事に就くことができる状態になった場合、その後更に仕事に就くことができない状態になっても、傷病手当金は支給されません。